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贓物牙保罪
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贓物牙保罪

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 なんの罪かお分かりですか。  獲物に貪りつく、狂暴な肉食獣が犯す罪? この罪は、平成7年に現代語化されて今は「盗品等有償処分あっせん罪」(刑法256条2項)となっています。 贓物 → 盗品等 牙保 → 有償処分のあっせん 横領罪(刑法252条)に関する、平成20年の刑法の問題です(第27問ア)。 「Aは、Bから公務員Cに対して賄賂として渡すように頼まれた現金を、Cに渡さず自分で使い込んだ。この場合、Aには横領罪が...

職権登記
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職権登記

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 4月に入ると、模擬試験が本格的になってきます。 辰巳法律研究所の司法書士オープン総合編を前にして、3月23日に「職権登記」をテーマにして、お話をさせていただく予定です。 ご案内の通り、不動産登記法も商業登記法も、申請又は嘱託によって登記をすることが原則であり、職権による登記は例外として認められています。 職権登記がなされる場合について整理をする良い機会となると思いますので、よろしかったら足をお運びく...

蓋し
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蓋し

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 「けだし」  文頭に置き、確信のある推定を表す。思うに、おそらく、たしかに。  用例「-至言である」(明鏡)。 何年か前までの判決書においては、よく次のような記述を見かけます。 「けだし、・・・・・からである。」 そう、けだしを”なぜなら”のような意味で用いているのです。 けだしは、冒頭で記載したように用いるのであり、“なぜなら”のような意味はないのですが、聞くところによると、むかし偉い法律の先生が...